作る楽しみと苦悩
 気に入ったものを身近に置いて生活したいと思っている。それに加えて手を動かすことが好きなので、その中に自分で作ったものが加わっているとなお理想的だ。作ることは楽しい。料理にしろ縫い物にしろ、できあがったときの充実した気持ちは何物にも代え難い。お店に行くと「これを使ったらこういうものができる」とか「何かに使えそう」という目で見てしまう。できあがった服より感じのいい布、個性的なボタン。おいしそうなパンより使ったことのない小麦粉。既製品ではなく何かを作るための素材に強く惹かれる。素材を買うことでその後に広がる「作る生活」を手にする気分になるからだろうか。
 けれどその後に苦悩は始まる。手に入れるときは作る意欲にあふれているが、家に帰って日常の忙しさに紛れると、手にした素材は初めは手の届く棚の上に、しかし時がたつにつれて引き出しの奥深くに移動していくことも多々ある。ある日整頓をしようと引き出しを開けたとき、そうだこれで春のスカートを作ろうと思っていたんだよなー 友達とランチしたそば粉のガレットがあんまりおいしかったので、その足で買いにいったそば粉、まだ残ってるよー と自分の実行力のなさに愕然とする。そんな経験を繰り返し、素材収納スペースは年々増殖する。作れなかった弱い私の姿がものとして存在する感じ。これを見るのはある種苦痛なのである。

 まあ、でも、裏を返してみれば、それはやってみたいと思う気持ちの現れでもある。
やってみたいことがこんなにあるなんて幸せなことではないか。

 本当に目の回るくらい忙しかった仕事が一段落して、新年からゆったりした日々を過ごしている。少し遠のいていた、「つくる楽しみ」を味わいたい。それも少し進化した形で。
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by ingreen 松田りさ | # by ingreen-m2 | 2006-01-16 22:26 | TOP▲
薪小屋ができた
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これは今年の春から着工する我が家の大改造計画第一弾。
これで、設置予定の薪ストーブ用の薪をストックできる。
 土台にしているのは大谷石。塀を解体したときの廃材だ。コンクリートドリルで穴を貫通させ金具で留めてある。簡素だが、しっかりした作りだ。なるべく主張しすぎない色をと選んだブルーグレーの塗料。本当に裏庭にとけ込んでしまって、あることを忘れさせるくらいだ。
この薪小屋に解体木材を入れると、母屋の解体もはかどってくる。そう、年末から内部解体を自分たちで行っているのだ。週末しか作業できないので今からこつこつ。少しずつ形になっていくのが無性に楽しみである。
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by ingreen 松田りさ | # by ingreen-m2 | 2006-01-15 23:36 | TOP▲



スバコのある庭 摘み草の庭を提唱。 くらしの一部として庭を考えます
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