文章を書きうつすということ
気になった言葉や美しいと思った言葉を書き残すようにしています。
たとえば読んだ本の一節や
歌の歌詞の一部など。

今までも感銘を受けた言葉はありましたが
書き写すことがありませんでした。
その時にああ、と思って
心に感じ入ったり
本当にその通りとうなずいたりしていても
その後はさらさらと手から砂がこぼれるように
どこかに行ってしまっていました。

大江健三郎さんがエッセイで
言葉を書き残しているノートが何十冊とある
というような内容を書いていらして
記録をして残すと、それがタカラモノになるのだと知りました。

今まで読んだ素敵な文章が手の中にないことをとても残念に思いながらも
それでも今からでも充分間に合うと思って
書くようにしました。

ノートに書き写すことはもちろんですが
少し厚めのしっかりしたケント紙などに書いた文章を
部屋のどこかに置いたりもしています。
そうすると家族が時々目を通してくれて
あれは誰の言葉?とか
あ、文章が変わったね とか
あの歌本当にいい歌詞だね などど感想を言ってくれるので
日々の小さな楽しみになっています。





意志をもって選ばれた言葉は
美しくて深いなと思います。
そして簡潔で鋭い。
知らない世界の扉を開いてくれます。
自分はどうなのか問われます。



2年ほど前

絵と文章で仕事をする

と宣言してから
それを目標に自分なりにコツコツ続けていますが
先達の素晴らしい文章を知るたびに
畏れ多いことを言ってしまったとドキドキしています。

けれど昨日より今日がよかったと思えれば
いつかは私にふさわしい場所に行けるような気がします。
文章を書きうつしながら
自ら書くことのむずかしさと
まだまだ前に進めることの喜びを感じています。
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by ingreen 松田りさ | by ingreen-m2 | 2016-01-14 20:00 | そのほか | TOP▲
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スバコのある庭 摘み草の庭を提唱。 くらしの一部として庭を考えます
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