裏の畑にオオイヌノフグリが咲いています。
同じような花をつけるネモフィラも好きだけれど
この花の小さい青い花が好き。
畑にはこのほかに
オドリコソウ
ハコベ
カラスノエンドウなどが
桃色や白の花をつけて
本当にお花畑みたい。
畑にいると気持ちがいいです。
実は1年前の畑はこんなではなかった。
カヤツリグサとヨモギが繁茂し
ミントやカキドオシで、畑とは言えませんでした。
2年ばかり使っていなかったのです。
自分で食べるものを少しは作りたい。
と思ってはいるものの、
つい仕事を優先してしまって
荒れるがままにしていました。
でもやっぱり作りたくて
昨年ほぼ一年間、ひと月に一回農業を教えてもらいました。
先生は
日陶連マルシェでも焼き菓子を販売していたwa.ka.baのさとちゃん。
春日井市で畑を持って暮らしています。
まだ1歳の息子君がいるのに無理言って
できる範囲でいいからとお願いしました。
どうしてさとちゃん?
他にもたくさん師となる方はいらっしゃるのに。
そう
師となるかたはいらっしゃる。
でもわたしにはさとちゃんがよかった。
私は
農業をしごととしない。
おいしいものを家族と一緒に
おいしいねって、食べられるだけで充分。
だから普通のくらしの中でできる分量でいい。
くらす人の目線を持っていて
女性で、お母さんで
農業を学んだことのある人が
さとちゃんでした。
昨年無理言ってお願いしてよかった。
今年はさとちゃんは二人目のおこさんがおなかにいて
引き延ばしていたら、今年も教えていただけなかった。
そして1年の学びは、私にぴったりでした。
さとちゃん、ありがとう♪
やっぱり思うがまま動くのがいいですね。
おかげさまで1年通して作るものや種まきの方法など
なんとかわかるようになりました。
今年はそれをベースに
自分のやりやすい畑を作ってみようと思います。
できたら宿根(毎年芽が出てくるもの)の野菜を使って
そしてこぼれだねでも発芽するものを大事にして
その中で季節のもの
トマトやナス ピーマンなどを少し作っていけたらいいと思っています。
庭の隅にはフキや三つ葉
ニラやネギがあって
ブラックベリーのツルもずいぶん伸びてきました。
小さいけれどブルーベリーやユスラウメ
キンカンやユズもあります。
昨年はカキが大豊作で
ご近所にもお配りできました。
干し柿も作りました。
化粧水に煮出すヨモギやアマドコロもあるし
ハコベも歯磨きに使えます。
オリーブは乾燥させてお茶にしたり
ハーブも毎日のように使います。
魚にはフェンネルやセージ
パスタにイタリアンパセリ
ルッコラは今の時期サラダに欠かせないし
オレガノもまた然り。
ソレルは大きくなるけど
なかなか使えない。
どうするとおいしいかな。
アサツキもチャイブもサラダやスープの浮き身に。
庭は無農薬です。
咲く花は
その時々で摘んで部屋に飾ったり
ドライにして
コサージュにしたり。
摘んだ花を絵にしたり。
うん、書いていたらますますうきうきしてきました。
春になると
冬の間でできなかった庭シゴト(庭シゴトがなくてもそれはそれで楽しいのですが)が
たくさん出てきて
また一年が始まるなあとうれしくて感無量。
毎年こんな気持ちになれるなんて
庭シゴトしていてよかった。
昨日は少し畑を耕して
タネをまきました。
寒さがぶり返すこともあるので
もみ殻をふとんのようにかけてみました。
次まくときは
アナスタシアのように口に含んで種をまいてもいいかも。
今は植物が活発に動くので
朝ごとに違う景色が目に入ります。
ドラマティックな庭。
浮き立つ春。